第 III 幕 — 諸々の声第 13 節/全 74 節
サラ——マルフートはまだ見えぬものを聴く
マルフートの母祖的な次元は、このレンズを通して見るとき、新たな光を帯びる。
サラは不妊である。
彼女の物語は不可能から始まる。
契約は語られた。だが契約が肉を得ねばならぬ器は、閉じられているように見える。
そのときハシェムはアヴラハムに言われる——
כֹּל אֲשֶׁר תֹּאמַר אֵלֶיךָ שָׂרָה שְׁמַע בְּקֹלָהּ
「サラがあなたに言うことはすべて、その声に聴き従え」(創世記 21:12)。
マルフート的な読みにおいて、この言い回しはほとんど堪えがたいほど美しい。
その声に聴き従え。
サラは、アヴラハムの契約の受け手であるにとどまらない。決定的な一瞬において、アヴラハムは彼女の見て取りを通して受け取らねばならない。
受け取る者が、受け取られた約束が歴史のうちにいかに住まうべきかを見る者となる。
これこそ、抽象的な啓示と文脈の知恵との違いである。
約束は原理として真でありうる。
それでもなお、誰かが、それがここで何を要するのかを知らねばならない。
この家において。
この子らとともに。
この時において。
それは劣った知ではない。
それは、住まいうるものとなってゆく知である。