マルフート

第 VI 幕 — 回帰第 46 節/全 74 節

光と住まいの違い

この区別は、それ自身の観想に値する。

光は非人称のままでありうる。

太陽は牢獄をも婚礼の広間をも、えり好みなく照らす。

住まいは関係的である。

そこに誰かが生きている。

物は、帰属によって意味を帯びる。

その椅子はただの物質ではない。父がいつも座っていた場所である。

その杯はただの陶器ではない。祖母のものであった。

部屋は記憶を担う。

住まいは歴史を含む。

だからこそマルフートは物語に属する。

エイン・ソフは伝記を要さない。

被造世界は要する。

無限者は時を超えている。

住まいは、いくつもの瞬間で満たされている。

それゆえ神的な目的は驚くべきものである——永遠者は、永遠であることをやめぬまま、時のうちなる存在の内で知られることを望まれる。

マルフートとは、永遠が一つの部屋を得る、その仕方である。